国史跡 吉崎御坊

吉崎といえば御山の上の蓮如上人の像である。日本彫刻界の大家、高村光雲(1852~1934)の傑作の一つといわれる。ちなみに上野公園の西郷隆盛の銅像も高村光雲作である。
なお日本の銅像は、大東亜戦争時の金属資源逼迫の事態によって溶かされ兵器として使われた。寺々の梵鐘もまた軍の命令によって金属資源として供出されされるような時代であった。
そのような時代にあっても、なお溶かされることなく残ったのが御山の蓮如上人像であった。今もなお、両足で大地を踏みしめて佇立する蓮如上人の像は、北陸門徒の意気を感じさせるようである。

 

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